◆はじめに

●対応状況について

  2025年1月現在は、Unity6での利用はβバージョンでの提供となります。   今後、各機能の対応確認が完了しましたら、正式にUnity6を推奨環境とする予定です。

●Unity6のインストール

あらかじめUnity6をインストールしておく必要があります。 Unity Hubを使用して最新のUnity6 LTSをインストールしてください。

Unity_Hub_Editor_Install1_2_b44192cec3
Unity_Hub_Editor_Install2_2_5d1a1d3aa8

画面の指示に従って、インストールを完了しておきます。

●プロジェクトのアップデート

使用しているプロジェクトを最新バージョンにアップデートしておく必要があります。 2025年1月時点ではv1.2.0のみが対応しています。

 

◆新規プロジェクトの作成手順

通常のRPG MAKER UNITE のセットアップ手順と同様に作成を行います。 エディターを選択するところで、Unity6を選択してください。

Unity_Hub_Create_New_Project_2_1fa08267a5

「Universal2D」を選択し、新規にプロジェクトを作成します。 その後の手順はこれまでの新規プロジェクト作成と同じです。

 

◆既存プロジェクトのアップデートの手順

●Unity6での起動

あらかじめプロジェクトを2021.3.16f1のUnity Editorで開き、最新のバージョン(v1.2.0以降)にアップデートしておきます。 旧来のバージョンのままUnity6でプロジェクトを開いた場合、スクリプトのエラーが発生し、アップデート処理を正常に実行することができませんので、ご注意ください。

Unity Hubを開き、プロジェクトの右側にある「EDITOR VERSION」部分を選択します。

Unity_Hub_Change_Version1_2_2931a02341

起動するEditorを選択するダイアログが表示されますので、Unity6を選択します。

確認ダイアログが表示されますので、「Change version」を選択します。 Editorのバージョンが変更され、プロジェクトが起動します。

mceclip1_14_33bd6dec71

起動時に以下のダイアログが出る場合は「Continue」を選択して進行してください。 Unity Editorのバージョンが以前と変更されていることを確認するダイアログです。

mceclip0_14_bda85be620

●起動後の操作

プロジェクトが起動した際に、ゲーム内UIのフォントが正常に表示されない場合があります。

mceclip0_15_15cab57845

この状態になっている場合は「Window」→「Import TMP Essential Resources」を選択します。

mceclip5_6_8bf3c72e36

インポートダイアログが表示されますので、右下の「Import」をクリックします。

mceclip1_15_68f633ff72

インポートの完了後、再度表示するとフォントが修正されます。

mceclip2_9_a674203787

これは既存の2021.3.16f1で使用しているフォントシェーダと、Unity6で使用するフォントシェーダが異なることによるものです。 フォントの再構築を行うことで、正常に表示されるようになります。