こんにちは。
破れる扉は、UNITEの「イベント」機能で作成できます。
まず、マップには、あらかじめ扉を配置する位置に床だけを描いておきます。
その上に「イベント」を新規作成して配置します。
イベントを新規作成するには、編集しているマップの下にある「イベント」をクリックします。
すると、「RPGシーンマップ」ウィンドウが「イベント編集モード」になります。
イベント編集モードで、マップ上の扉を配置したい場所でマウスを右クリックし、「新規作成」を選択します。
すると、イベントが配置されるので(はじめはキャラクターが入っていると思います)、右側の「RPG Setting」ウィンドウの中にある「画像」の下の「画像を選択」にチェックを入れ、その右側の画像枠をクリックして、扉にしたい画像を選択します(Door系が良いと思います)。
これでマップに扉を配置できました。
次に、プレイヤーが扉に触れたとき、扉が壊れる(消える)イベントを作ります。
まず「RPG Setting」ウィンドウの中を下までスクロールすると、「トリガー」というのがあると思います。
ここは最初は「決定ボタン」になっていると思います。
これは「このイベントを向いた状態で決定ボタンが押されると、イベントが発動する」という意味です。
これを「プレイヤーから接触」に変更します。
これで「このイベントに触れると、イベントが発動する」という意味になります。
次に、イベントコマンドを追加してイベントを作っていきます。
真ん中の「イベント実行内容」ウィンドウの「◆」のところで右クリックし、「新規作成」を選択します。
表示された「イベントコマンド」ウィンドウの「メッセージ」をクリックして展開し、「文章の表示」を選択します。
「文章の表示」コマンドが「イベント実行内容」ウィンドウに追加されるので、扉に触れたときに表示したいメッセージを入力します。
次に扉を消したいので、このイベントを一時的に消すコマンドを追加します。
「イベント実行内容」ウィンドウの一番下の「◆」のところで右クリックし、「新規作成」を選択します。
表示された「イベントコマンド」ウィンドウの「イベント」をクリックして展開し、「イベントの一時消去」を選択します。
これで「触れるとメッセージが出て壊れる扉」ができました。
あとは、扉を消す時に音を出すイベントコマンドを追加したりすると、より良くなると思います。
割れるツボも同じような考え方で「イベント」として作ることができると思います。
後はヒントだけ書きますので、いろいろ試してみてください。
・ツボの画像は元々用意されている画像の中にはなかった気がするので、オーブなどの画像で代用するか、自分で用意する必要があるかもしれません。イベントで使うツボなどの画像を追加するには、RPG Dataウィンドウから「データベース>素材管理>キャラクター>オブジェクト」を新規作成します。詳しくはマニュアル等を参照してください。
/article/9570339256473
・壊れたツボの画像に差し替えるには、いくつかやりかたがありますが、セルフスイッチを使うのが簡単かもしれません。まずツボに触れたときにセルフスイッチAをオンにするイベントコマンドを追加します(「ゲーム進行」>「セルフスイッチの操作」)。次にページ2を新規作成し(やり方は下の画像を参照)、「出現条件」を「セルフスイッチ」の「A」にします。そして、「画像」を「画像を選択」にチェックして割れた画像を選択します。これで「ツボに触ると、セルフスイッチAがオンになり、それによってページ2が有効になり、画像が差し変わる」イベントができたことになります。
以下はページ2の作成方法です。
-
イベントのつくり方に関しては、初心者講座を一読することをお勧めします。
RPG Maker Unite 初心者講座
https://rpgmakerunite.com/learn/
イベントの基礎
https://rpgmakerunite.com/learn/005.html
イベント作成・実践編
https://rpgmakerunite.com/learn/006.html
また、サンプルゲームのマップにあるイベントを調べるのも勉強になります。
サンプルゲームを遊んでみて、真似したいイベントがあったら、そのマップを探して、イベントの中身を見ることで、どのようにイベントが実装されているのかを知ることができます。
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こんにちは。 破れる扉は、UNITEの「イベント」機能で作成できます。
まず、マップには、あらかじめ扉を配置する位置に床だけを描いておきます。
その上に「イベント」を新規作成して配置します。 イベントを新規作成するには、編集しているマップの下にある「イベント」をクリックします。 すると、「RPGシーンマップ」ウィンドウが「イベント編集モード」になります。
イベント編集モードで、マップ上の扉を配置したい場所でマウスを右クリックし、「新規作成」を選択します。
すると、イベントが配置されるので(はじめはキャラクターが入っていると思います)、右側の「RPG Setting」ウィンドウの中にある「画像」の下の「画像を選択」にチェックを入れ、その右側の画像枠をクリックして、扉にしたい画像を選択します(Door系が良いと思います)。 これでマップに扉を配置できました。
次に、プレイヤーが扉に触れたとき、扉が壊れる(消える)イベントを作ります。 まず「RPG Setting」ウィンドウの中を下までスクロールすると、「トリガー」というのがあると思います。 ここは最初は「決定ボタン」になっていると思います。 これは「このイベントを向いた状態で決定ボタンが押されると、イベントが発動する」という意味です。 これを「プレイヤーから接触」に変更します。 これで「このイベントに触れると、イベントが発動する」という意味になります。
次に、イベントコマンドを追加してイベントを作っていきます。 真ん中の「イベント実行内容」ウィンドウの「◆」のところで右クリックし、「新規作成」を選択します。
表示された「イベントコマンド」ウィンドウの「メッセージ」をクリックして展開し、「文章の表示」を選択します。
「文章の表示」コマンドが「イベント実行内容」ウィンドウに追加されるので、扉に触れたときに表示したいメッセージを入力します。
次に扉を消したいので、このイベントを一時的に消すコマンドを追加します。 「イベント実行内容」ウィンドウの一番下の「◆」のところで右クリックし、「新規作成」を選択します。
表示された「イベントコマンド」ウィンドウの「イベント」をクリックして展開し、「イベントの一時消去」を選択します。
これで「触れるとメッセージが出て壊れる扉」ができました。 あとは、扉を消す時に音を出すイベントコマンドを追加したりすると、より良くなると思います。
割れるツボも同じような考え方で「イベント」として作ることができると思います。 後はヒントだけ書きますので、いろいろ試してみてください。
・ツボの画像は元々用意されている画像の中にはなかった気がするので、オーブなどの画像で代用するか、自分で用意する必要があるかもしれません。イベントで使うツボなどの画像を追加するには、RPG Dataウィンドウから「データベース>素材管理>キャラクター>オブジェクト」を新規作成します。詳しくはマニュアル等を参照してください。 /article/9570339256473 ・壊れたツボの画像に差し替えるには、いくつかやりかたがありますが、セルフスイッチを使うのが簡単かもしれません。まずツボに触れたときにセルフスイッチAをオンにするイベントコマンドを追加します(「ゲーム進行」>「セルフスイッチの操作」)。次にページ2を新規作成し(やり方は下の画像を参照)、「出現条件」を「セルフスイッチ」の「A」にします。そして、「画像」を「画像を選択」にチェックして割れた画像を選択します。これで「ツボに触ると、セルフスイッチAがオンになり、それによってページ2が有効になり、画像が差し変わる」イベントができたことになります。
以下はページ2の作成方法です。
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イベントのつくり方に関しては、初心者講座を一読することをお勧めします。
RPG Maker Unite 初心者講座 https://rpgmakerunite.com/learn/
イベントの基礎 https://rpgmakerunite.com/learn/005.html
イベント作成・実践編 https://rpgmakerunite.com/learn/006.html
また、サンプルゲームのマップにあるイベントを調べるのも勉強になります。 サンプルゲームを遊んでみて、真似したいイベントがあったら、そのマップを探して、イベントの中身を見ることで、どのようにイベントが実装されているのかを知ることができます。
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WCさん、詳しい解説をありがとうございます。
イベントでオブジェクトを設置するのですね、マップを変更することばかり考えていました。 ご指摘の通り一度サンプルゲームに立ち戻ってみようと思います。
本当にありがとうございます!